浮気調査に必須のテクニック!探偵がおこなう尾行のやり方を紹介

浮気調査の方法

探偵社に浮気調査を依頼した場合、探偵社は裁判で認められる浮気の確実な証拠を得るために、さまざまな調査方法で証拠を探ります。

裁判で慰謝料請求や損害賠償請求をしたい場合、「浮気相手とのLINEやメールなどのやり取り」や「GPSの位置情報」は証拠になりません。

よって、必須の調査方法で、かつ探偵としてのテクニックが試されるのが「尾行」です。

尾行が成功するかしないかで、浮気の証拠をつかめる可能性が変わるといっても過言ではありません。

このページでは、浮気調査に必須のテクニックである「尾行」について詳しく解説します。

「尾行」の基礎知識を解説

「尾行」とは、相手に気づかれず、後をつけて行動を探ることを言います。

探偵が登場する映画やドラマでは必ず尾行のシーンがあるので、イメージはしやすいと思いますが、尾行は現代で最も多い依頼である浮気調査にも欠かせない調査方法です。

探偵が行う尾行は、ともすれば「ストーカー」に似ていると思う人もいますよね。

大きな社会問題としてニュースを騒がせることのある「ストーカー」に対しては、2000年11月24日に施行されたストーカー規制法で、必要な規制が行われるようになりました。

ストーカーの語源は「こっそり後をつける= stalk(ストーク)」で、尾行の内容と類似しています。

しかし、探偵が行う尾行は、警察に探偵業開始届出を提出し、公安委員会から探偵業届出証明書が交付された探偵社や興信所が、探偵業法という法律のもとで行うため、一定の正当性があると言えます。

さらに、「依頼を受けて、特定の人を、該当依頼に係るものを収集することを目的として行うこと」と定義されています。

つまり、「届出を出している」「依頼を受けている」「該当依頼に係るものの収集が目的」なので、ストーカーとは大きな違いがあります。

一方、ストーカーは、特定の個人を標的に、異常な関心を持って付けまわす行為を指します。

「好意があり」「一方的な私情で」「嫌がらせをする」のがストーカーなのです。

尾行の種類は2つ

尾行には、歩いて移動する対象者を追跡する「徒歩尾行」と、車やバイク、自転車を利用して後をつける「車両尾行」があります。

それぞれを詳しく解説していきます。

徒歩尾行

徒歩尾行とは、歩いて移動する調査対象者を、同じく歩いて尾行する方法です。

車両尾行よりも難易度は低く、最も基本的な調査方法です。

尾行したい相手が電車やバスなどの公共交通機関に乗り、一緒に乗り込んだ場合も、徒歩尾行と言えます。

車両尾行(車・バイク・自転車)

車両尾行とは、調査対象者の後をつけるのに、車やバイク、自転車を使う方法です。

調査対象者を、異なる車両で、ときに運転しながら尾行する必要があるので、徒歩尾行よりも難易度は高まります。

素人が行う尾行の失敗例

これまで、探偵社が行う尾行について、簡単に解説をしてきました。

「徒歩尾行と車両尾行なら、自分にもできるかも」と、パートナーの浮気の証拠をつかむべくチャレンジする人もいますが、失敗することが多いのでおすすめしません。

一般の人が尾行に失敗する例を、いくつか紹介していきます。

尾行する相手を見失う

最も多い失敗は、尾行している相手がどこに行ったかわからなくなることです。

相手に気づかれることを恐れて慎重になりすぎた結果、距離を開けすぎ、人込みの中で見失ってしまいます。

尾行する相手に気づかれる

最も避けるべき失敗であり、素人が尾行すると起こりやすいのが、相手に尾行を察知されることです。

パートナーに浮気を疑っていることを悟られてしまうだけでなく、浮気の証拠を得ようと動いていることが伝わってしまいます。

浮気の証拠隠滅をはかったり、相手が浮気に慎重になり、その後の調査が困難になることが予想され、裁判で戦うための証拠を得られなくなる危険があります。

予想外の行動に対処できない

探偵にとって、尾行している相手が予測できない行動をとるのは日常茶飯事。

よく起こることではありますが、素人が尾行相手の咄嗟の行動に柔軟に対処することは難しいものです。

例えば、徒歩で移動していた相手が急にタクシーに乗ったり、自転車に乗ったりと、移動手段を変更した場合。

尾行相手がタクシーや自転車に乗ってしまい、自分はタクシーを捕まえられなかったり、自転車に乗れなければ、引き続き尾行を行うのは不可能になります。

車両尾行で事故を起こす

尾行を行う場合は、後をつけながら相手の一挙一動に神経を集中させ、急な行動にも臨機応変に対応しなければなりません。

自ら車を運転して尾行をすると、尾行に集中するあまり、運転がおろそかになり、事故を起こしやすくなります。

万一事故を起こしてしまったら、それ以上尾行を続けることはできません。

尾行している相手を見失うだけでなく、相手に気づかれてしまうリスクもあります。

事故の度合いによっては、大きな金銭的負担となったり、人身事故で人を傷つければ、取り返しがつかないことになる場合も…。

車両尾行をする場合は、事故を起こさないよう、細心の注意を払わなければなりません。

警察などに通報される

尾行に気づかれてしまうと、恐怖を感じた相手が、警察や警備員などに通報することがあります。

「怪しい人」と思われて、警察署や交番、駅員、警備員などに通報されるのは、避けなければなりません。

とにかく尾行に気づかれないことが、成功の秘訣と言えます。

尾行は想像以上に難しい

浮気調査のために人の後をつけるのは、テクニックを持つ探偵社でさえ、かなりの神経を使います。

初めて尾行を行う素人にとっては、相当難易度が高いのです。

特に、「尾行している相手に気づかれる」というのは、致命的なミス。

気づかれることで、対象者が警戒するようになれば、証拠をつかむのはさらに難しくなります。

自分で尾行をしようと決める前に、さまざまなリスクを1度検討してみましょう。

探偵による「徒歩尾行」テクニック

ここでは、探偵が徒歩で尾行をするときに使うテクニックを紹介します。

一般の人でも真似できることがあるので、万一のときのために覚えておきましょう。

適切な距離は経験で学ぶ

徒歩尾行における適切な距離は、尾行する場所で変わり、一概には言えません。

人が多い場所では、人込みに紛れて相手に気づかれにくくなりますが、相手を見失う危険が高まります。

人が少ない場所であれば、相手を見失いにくくなりますが、こちらも見つかりやすくなってしまい、相手に気づかれる危険が高まります。

人の多さや徒歩のスピード、曲がり角があるかなどで適切な距離が変わるので、具体的にこのくらいが適切と断言はできません。

尾行をしながら、相手に近づいたり、離れたり、臨機応変に対応するのがプロで、経験による勘に頼っている部分が大きいようです。

相手と目を合わせない

人は視線で気配を感じたり、突然振り返ることがあります。

尾行をするとき、相手の顔あたりを見ながら後をつけてしまいそうですが、視線は相手の下半身に落とすのが探偵のテクニック。

万一目が合ってしまうと、相手に自分の存在を知らせることになり、尾行を悟られてしまうかもしれません。

視線で気配を伝えたり、目が合うことのないよう、顔あたりを見ないように心がけましょう。

複数の調査員が役割を分担

複数の調査員が役割を分担しながら調査をするのが、プロの探偵社ならでは。

複数で尾行をすれば、あらゆるリスクに対応することもでき、証拠をつかむのにも有利。

行動を記録するための写真やビデオを撮ったり、書き留めることも容易になります。

尾行している相手の後方部から以外のアングルの写真やビデオの撮影もでき、より強力な証拠をつかむことにもつながります。

複数の調査員で尾行をすれば、見失うリスクも大幅に減るので、素人の調査とは大きく差がでるのも当然ですね。

電子マネーは事前にチャージ

尾行している相手が、急に電車に乗るというケースは多いもの。

尾行を続けるためには一緒に電車に乗る必要があり、ICOCAやSuicaなどの電子マネーに事前にお金をチャージしておけば、スムーズに後をつけることができます。

尾行相手の降車駅がわからないリスクや、券売機で切符を買っている間に見失うリスクを減らし、ストレスなく改札を通って、尾行を継続できます。

「徒歩尾行」を行う上での注意点

プロの探偵社も、徒歩尾行で失敗した経験を持っています。

プロでさえも失敗しやすい、注意するべきポイントを紹介します。

店舗に入るときの尾行の方法

街中で尾行をしているときに、尾行をする相手が店舗に入ることがあります。

出入口が少ない小型店舗と、出入口が複数あって把握できないデパートなどの大型店舗では、尾行の方法は異なります。

小型店舗であれば、気づかれるリスクを避けるため、外から出入口を見張ります。

狭い空間での尾行は店員や警備員に怪しまれたり、接客などで尾行を続けにくくなることもあり得るからです。

逆に、大型店舗は人の出入りも多く、出入口が複数あるため、複数の調査員がいたとしても、見落としの危険があったり、外で見張るのが困難な場合も多いです。

よって、大型店舗での尾行は、店舗内に一緒に入って後をつけることになります。

店舗内で特に注意が必要なのは、エレベーターです。

満員のエレベーターであれば一緒に乗り込むことができるかもしれませんが、人が少ない場合は相手に気づかれてしまう危険があります。

また、尾行している相手が行先ボタンを押す前に階数を聞かれてしまうと、異なるフロアで降りなければならなくなるリスクもあるのです。

相手に気づかれることなく、見失うことなく後をつけるために、危険なシチュエーションは事前に想定し、対処法を考えておく必要がありそうですね。

エスカレーターでの写真・ビデオ撮影のリスク

階段やエスカレーターで、写真やビデオ撮影をしながら徒歩尾行をする場合には、細心の注意が必要です。

尾行している相手が女性だったとき、尾行相手の近くに女性がいるとき、盗撮と勘違いされて、通報される危険があります。

階段やエスカレーターでは、そのようなリスクがあることを念頭に置いておきましょう。

探偵による「車両尾行」テクニック

次に、探偵が車両で尾行をするときに使うテクニックを紹介します。

真似は難しいかもしれませんが、覚えておくとよいでしょう。

信号で見失わないようにする

車両を使って尾行をするときに、相手を見失いやすいのが信号の変わるタイミング。

尾行する相手が黄色で交差点を渡り、こちらは赤信号で止まらざるを得なくなると、尾行を続けられなくなるかもしれません。

ある程度の距離を保ちながら、例えば併設の歩行者用信号にも注意を払い、車両用の信号が変わる前に距離を縮めて一緒に交差点を渡るなど、冷静な行動が求められます。

青信号の時間が短い信号などがあれば、その場所を覚えておいて注意するなど、見失わないための技が必要となるのです。

白、グレー、シルバーの車で尾行する

徒歩尾行であれば、尾行の途中でも、サングラスや眼鏡をかけたり、帽子やマスクで顔を隠したり、上着を着用するなどで、印象を変えることができます。

都度変装したり、服装を変えれば、同一人物だと特定しにくくなり、尾行に気づかれるリスクは減っていきます。

しかしながら車両の場合、ボディの色をすぐに変えることはできないので、尾行に合った車を選ぶ必要があります。

尾行に適した車は何色かというと、白やグレー、シルバーと言われています。

なぜなら、とてもよくある色なので他車にまぎれやすく、夜に尾行するときには、ライトの反射で見た目の印象が変わり、変装と同じ効果が期待できるためです。

逆に、尾行の際に避けるべき車の色は、派手なカラーと黒です。

派手な色は目立ち、尾行する相手に覚えられてしまうので、避けるのが無難です。

黒はよさそうに見えますが、威圧感を感じさせてしまうこともあるのでおすすめできません。

バックミラーとサイドミラーを意識する

車両についたバックミラーとサイドミラーの存在は、車両尾行での大きなリスクの一つです。

徒歩で尾行する場合は、相手が振り返ったタイミングを気にすればよいですが、車のバックミラーとサイドミラーの存在は、思いがけず相手の視野を広げていることを意識しなければなりません。

尾行相手の車のすぐ後ろは、バックミラーとサイドミラーで相手の視界に入って見つかるリスクが上がるため、他の車両をはさんで尾行をするなど工夫が必要です。

行動パターンを把握し先回りをする

尾行をする相手がどこに向かっているのか、ある程度相手の行動パターンを把握していれば、車両で尾行している途中でわかることもあります。

その場合は、尾行する相手が向かう先に先回りするのが効果的。

長く尾行をすればするほど相手に気づかれやすくなるので、先回りをして、気づかれるリスクを減らすのがプロの技なのです。

「車両尾行」を行う上での注意点

車やバイク、自転車を使う車両尾行は、徒歩尾行と比べて難易度は高くなります。

特に2つのポイントに注意してください。

車が出発するタイミングをずらす

車を発車させるタイミングに気を配るのはとても大切です。

尾行する相手と同じタイミングで車を走らせると、相手に違和感を与え、結果気づかれてしまうかもしれません。

尾行する相手と出発のタイミングをずらすことを意識し、尾行を続けます。

交通ルールを守り事故に注意する

車両を使って尾行をする上で、必ず避けたいのが事故です。

車両で尾行をしていると、相手が急に方向転換をしたり、信号が変わるタイミングや歩行者の存在により、瞬時の判断や行動が求められます。

また、相手を尾行しながら注意深く観察したり、行動を予測していると、運転への注意力が散漫になるなど、事故を起こしやすい状況が発生しやすいもの。

大きな危険をしっかり認識し、事故を起こさないことを第一に、尾行を行わなければなりません。

さらに、見失うまいと信号無視などの交通違反を行うと、警察に停められて尾行を続けられなくなる可能性もあります。

車両を用いて尾行を行うときは、交通ルールを順守し、トラブルを避けることが大切です。

尾行に役立つアイテム6選

浮気調査に欠かせない、徒歩尾行や車両尾行を行うときに成功率をアップするアイテムを紹介します。

1.GPS

尾行の成功率を各段に上げるのが、相手の位置情報をリアルタイムで把握できるGPS(グローバル・ポジショニング・システム)です。

人工衛星から届く電波により位置を測定する仕組みで、日本語では全地球測位システムと言います。

GPSはアメリカが軍事用に開発したシステムですが、現在ではカーナビシステムやスマートフォンの位置情報やマップなど、日常生活のさまざまな場面で使われています。

その登場はまた、探偵や興信所の尾行の方法を変え、成功率をアップさせました。

GPSは尾行をするときに大変便利なアイテムで、車やバイク、自転車などの車両に取り付けるだけで、相手の位置を把握するのに役立ちます。

しかしながら、GPSは車両限定で取り付けて使用するのが鉄則です。

例えば、相手のバッグなどにGPSを忍ばせて万一見つかってしまうと、尾行自体が難しくなってしまい、浮気調査の成否に大きく影響してしまいます。

また、GPSアプリなどもありますが、尾行する相手のスマートフォンにダウンロードしなければならないので、気づかれてしまうリスクが高く、避けたほうが無難です。

2.ICレコーダー

尾行の際、調査対象の行動による証拠を集めるのはもちろんですが、ときに会話などから証拠をつかむチャンスが訪れます。

そのときに活躍するのは、音声を録音するICレコーダーです。

ICレコーダーの代わりにスマートフォンを使うこともできますが、充電切れや途中で電話がかかってくるなど、妨げられてしまうリスクもあります。

決定的な証拠を逃さないために、ICレコーダーで常に録音している状態を維持しておくと安心です。

3.小型カメラ

尾行に欠かせないアイテムの一つは、相手の行動を証拠として録画する小型カメラ。

コンパクトで持ち運びやすく、かつ尾行相手に気づかれずに録画できるカメラが特に便利です。

最近では、自然な動作で録画がしやすい、カメラ以外に擬態した小型カメラも多く登場しています。

例えば、ジャケットの胸のポケットに差したまま録画ができるペン型や、変装グッズの機能もはたしてくれるメガネ型、録画機能のついたスマートウォッチなどもあります。

4.暗視カメラ

夜など、暗闇で証拠を集めるのに便利なのが暗視カメラです。

裁判において、浮気の証拠を写真や映像で提出する場合、鮮明でないと証拠として認められません。

普通のカメラは暗い場所での撮影に向きませんし、フラッシュをたいて気づかれるのは論外です。

必要に応じて暗視カメラを準備しておくと、浮気の証拠集めがスムーズに進みます。

5.電子マネー

尾行をする相手の行動によって、電車に乗ったり、レジでの会計が必要になることもあります。

そのときに便利なのが、電子マネーです。

電子マネーを利用すれば、券売機での切符の購入や小銭の出し入れなどの手間が省けて、尾行相手を見失うリスクを最小限に抑えることができます。

利用したいときに残高が不足しないよう、尾行をする前にチャージしておきましょう。

6.着替え

対象者を尾行する時間が長くなればなるほど、尾行相手の視界に入やすくなります。

例えば、1日中同じ服装で尾行を続け、何度も相手に姿を見られてしまうと、不信に思われ、悟られてしまうかもしれません。

気づかれてしまうリスクを減らすために、たびたび雰囲気を変えるのがプロの鉄則です。

Tシャツや上着を変えるだけでも印象がかわるので、尾行をするときには簡単な着替えを準備しておきます。

尾行調査を成功させるには探偵を頼るのが一番

ここまでで、浮気調査の証拠を集めるために欠かせない尾行について、プロの手法を紹介してきました。

さまざまなポイントを解説してきたので、素人でも尾行ができるかもと思った人も多いのではないでしょうか。

ですが、1度でも尾行相手に気づかれてしまったら、そこからの証拠集めは非常に困難となり、取り返しのつかない事態になってしまいます。

また、尾行をしているときの事故やトラブルなど、想定外の状況に巻き込まれる危険もゼロではありません。

そのようなリスクを抱えることなく、浮気調査で裁判に有効な証拠を集めるためには、プロの力を借りるのが一番の近道と言えます。

尾行を成功させるためには、プロである探偵社に任せましょう。

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